“thick skull” から分かるアナとクリストフの心の距離の変化

snowflake アナと雪の女王

Commentary

“thick skull” は「石頭」以外に「理解力の低い頭」という意味があります。

日本でも、なかなか理解してくれない人に対して「お前ってほんとに頭かたいよな」と言うことがありますよね。

thick skull

それと同じニュアンスです。

つまりクリストフのセリフは「馬鹿だから大丈夫」という自虐的なニュアンスも含んでいるのです。

これまでアナを小馬鹿にしてきた彼が、ここで初めて物腰が柔らかになる……あり体に言えばデレるのです!

いかがだったでしょうか?

雪へまっさかさまに落ちてから雪解けしだす2人の関係。

ハンス王子という心に決めた人がいるのに。

「会ったその日に誰かと婚約するなんてありえない」とアナを全否定したのに。

姉妹の絆がメインではありますが、この2人の絶妙な関係もアナ雪の見どころですよね。

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【アナ雪】エルサの仕返し 吹替ではウイルスタウン 英語では〇〇〇タウン
ディズニー映画『アナと雪の女王(Frozen)』で楽しく英語学習。今回のキーワードは "Weaseltown"。物語最後の、エルサ女王からウェーゼルトン公爵への伝言にある "Weaseltown" を吹替ではウイルスタウンと訳していますが、本来はそのような意味にはなりません。一体どのような意味を持つのでしょうか?実在するどこかの国の名前?それとも......。また、このキーワードにはただ日本語に直訳しただけでは伝わりにくい英語ならではのニュアンスを含んでいます。これを知れば、アナ雪の世界はもちろん、ズートピアの世界もより楽しむことができますよ!2018年にブロードウェイでミュージカルを上演、2019年には続編となる『アナと雪の女王(Frozen 2)』を公開、2021年には日本の劇団四季でミュージカルを上演と、アナ雪公開から8年経とうとしている現在もまだまだ注目を集め続けています。中でも松たか子さんの歌う『ありのままで(Let It Go)』『生まれて初めて(For the First Time in Forever)』を初めとした作品を彩る挿入歌やそのメッセージ性の強い歌詞もアナ雪を象徴するもののひとつですが、この記事では映画に登場するキャラクターたちの"セリフ"にフォーカスをあて、作品をより深掘りしていきたいと思います。

物語の終盤にエルサがウェーゼルトン公爵に送ったメッセージ。

そこでは “Weaseltown” というワードが出てきます。

これの意味が分かれば、アナ雪だけではなく同じくディズニー映画の『Zootopia』(邦題:ズートピア)もより楽しめるようになりますよ!

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