“thick skull” から分かるアナとクリストフの心の距離の変化

snowflake アナと雪の女王

Prescript

このブログではオリジナルとなる英文と、吹替、字幕などを比較し、楽しく英語学習することを目的としています。

今回は、最近劇団四季での上演も始まったディズニー作品『Frozen』(邦題:アナと雪の女王)を取り扱います。

キーワードはこちら!

thick skull

ある場面でクリストフが使うワードです。

吹替版字幕版ともに意味通りに訳しています。

しかし、このキーワード、実はダブルミーニングになっています。

日本語では伝わらない “thick skull” のもう1つの意味を理解すれば、このワードを含むクリストフのセリフに以前とは違う印象を抱くようになりますよ!

それでは実際に使われている場面の英文をまずは確認してみましょう。

最初から対訳吹替版字幕版と一緒に確認したいという方はこちらから、答えをすぐに確認したいという方はこちらからジャンプすることができます。

Script

エルサの作った雪男マシュマロウに崖のふちまで追い詰められたアナとクリストフは雪で固定したロープをつたって下まで降りようとしますが、マシュマロウにロープごと引き上げられてしまいます。

yeti

アナはとっさにナイフでロープをぶった切り、2人は崖の下へまっさかさま。

一か八かの賭けでしたが、地面に積もっていた柔らかい雪のおかげでなんとか助かりました。

クリストフから引っこ抜かれたアナは、マシュマロウに引き上げられた際、崖の岩に頭を強くぶつけた彼を案じて次のように尋ねます。

Anna:

How’s your head?

Kristoff:

It’s fine.
Uh…Uh, I’m good.
I’ve got a thick skull.

Olaf:

I don’t have a skull.
Or bones.

次のページでは上記英文を、対訳吹替版字幕版で比較していきます!

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