このブログではオリジナルとなる英文と、吹替、字幕を比較し、楽しく英語学習することを目的としています。
詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
今回取り扱うのは80年代のシットコム「フルハウス」のシーズン1第1話「ごちゃまぜ一家誕生」。
「フルハウス」についてよく知らないという方は、こちらの記事であらすじと登場人物の確認を!
キーワードはこちら!
hugging machine
ダニーがジェシーと2人で話している時に使うワードです。
まずは英文を確認してみましょう。
Script
亡き妻の弟であるジェシーがヘルプに駆けつけてくれたことに感銘をうけたダニーは、思わずジェシーに抱きつきます。
ジェシーに気持ち悪がられて振り解かれたダニーは、次のような言い訳をいいます。
I’m a lean, mean, hugging machine.
Translation
では先程のScriptを直訳、吹替、字幕でそれぞれどうなっているのか比較してみましょう。
可読性を考慮し、直訳は青色マーカー、吹替は黄色マーカー、字幕は赤色マーカーで色をつけています。
I’m a lean, mean, hugging machine.
直訳 | 僕は無駄がなく素晴らしい抱擁機なんだ |
吹替 | いつもは柱に抱きつくんだけど |
字幕 | 白状するよ。僕は抱きしめマシンだ |
Difference
実はダニーは、ある文章の一部を変えて言葉遊びをしています。
その元ネタである文章がこちら。
I’m a lean, mean, fighting machine
訳すと「私は無駄がなく素晴らしい戦闘マシンだ」となります。
アメリカでは、自分の肉体を誇らしく思う兵士がこのようなことを言うそうです。
この fighting の部分を別の言葉に置き換えて、自分のある特徴、強みをユーモアを含んだ言葉で説明する言葉できます。
I’m a lean, mean, ( ) machine
例えば試験を控えていて毎日勉強づくしの方はこんな風に言えるでしょう。
I’m a lean, mean, studying machine
カラオケで誰かに歌が上手だねと褒められた時にも使えます。
I’m a lean, mean, singing machine
冗談めかしつつ自分のことを高めて言うことができるため、イヤミったらしくならなくていいですよね。
みなさんも、いろんな言葉を当てはめてユーモアのある言い回しをしてみましょう!
『フルハウス』シーズン1第1話についてはこちらの記事でも取り扱っています。
少しでも気になった方は是非チェックしてみてください!
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