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ディフニーチャンネル( DIFFney Channel ) へようこそ。
このブログではオリジナルとなる英文の対訳と、吹替、字幕などを比較することを目的としています。
今回取り扱うのはディズニー作品「アラジン」の挿入歌 “Diamond in the Rough” (邦題:ダイヤの原石) です。
本題に入る前に、まず最初にお聞きしたいことが1つだけございます。
みなさんは、この “Diamond in the Rough” という曲をご存知ですか?
なんとなくアラジンについて調べていたらこの記事にたどり着いてしまったという方がもしかしたらいるかもしれないので、念のため説明をしておきます。
「“Diamond in the Rough” がどんな曲かなんて説明されなくても分かってるよ」という方は、適当に流し読みしていただくか、こちらまで読み飛ばしてしまってください。
それでは説明を始めます。
“Diamond in the Rough” は、魔法のランプが欲しいジャファーが、それを唯一手に入れることのできるアラジンをそそのかす場面で歌う曲です。
ただ「歌ってたっけ?」と思った方が中にはいらっしゃるかもしれません。
実はこの曲、アニメ版と実写版には登場しません。
“Diamond in the Rough” は舞台版限定の曲なのです。
ランプを手に入れるためにジャファーがアラジンをそそのかすという流れ自体はアニメ版、実写版、舞台版で共通していますが、シチュエーションは結構違います。
本筋からは逸れますが、それぞれがどんな風だったのか振り返ってみましょう。
「知ってるよ」「興味ないよ」という方は適当に流し読みしていただくか、こちらまで読み飛ばしてしまってください。
まずはアニメ版から振り返ってみましょう。
ジャスミン誘拐の罪で地下牢に収監されてしまったアラジンに、みすぼらしい老人に変装したジャファーが近づきます。
ジャファーは、大量の財宝が潜む魔法の洞窟のありかを教える代わりに、足が悪い自分の脱獄を手伝うようお願いします。
「黄金さえあれば法律など作れるわい」と言って。
法律を変えることができれば『王女は王室出身の者としか結婚できない』という決まりを変えて、アラジンはジャスミンと結婚することができるようになります。
その話に乗ったアラジンは、老人と一緒に魔法の洞窟へ向かいます。
次は実写版。
ジャスミンに会うために城に侵入したアラジン。
うまくやり過ごしジャスミンと話すことは出来ましたが、その帰りに衛兵に捕らえられ、目隠しされた状態でどこかに連れて行かれてしまいます。
目隠しが取られると、隣にはジャファーが。
ジャファーはここの近くにある洞窟にあるランプを取ってきたら、大金持ちにしてあげることを約束します。
「プリンセスの心を掴めるぞ」と。
その話に乗ったアラジンは、ジャファーと彼の率いる衛兵と一緒に魔法の洞窟へ向かいます。
最後に舞台版。
ジャスミン誘拐の罪で、アラジンはその場で衛兵たちに殺されそうになります(無慈悲)。
それを頭から布を被ったジャファーが止めに入ります。
衛兵に「誰だ?」と問われ、ジャファーは「彼の叔父だ」と答えます。
ジャファーはどうにかしてこの場を取り繕おうとしますが、衛兵たちはなかなか引きません。
それを賄賂で解決し、ジャファーはアラジンにある話を持ちかけます。
“Diamond in the Rough” はそこで歌われます。
こうして比べると全然違いますよね。
ジャファーとイアーゴ好きの僕的には、舞台版の展開が1番好きです。
2人の歌う曲があるって時点で狂喜乱舞しちゃいます。
アニメ版は “Prince Ali” のリプライズだけでしたし、実写版なんてゼーロ!
この舞台版アラジンは、私たちの住む日本でも上映しています。
劇団四季が提携しており、現在も汐留の電通式劇場[海]でロングラン上映中です。
こちらからチケット購入ページへ飛べるため、気になるという方は販売状況をチェックしてみてください。
とても人気があるため、今日買いに言って明日明後日分のチケットを入手するというのはなかなか厳しい状況です。
気になるという方は早めの購入を!
まずは聴いてみる
“Diamon in the Rough” についてざっくりと理解したところで、まずはこの曲を聴いてみましょう。
Apple Music か Amazonプライム に加入している方は追加購入無しですぐに聴くことができます。
Apple Music に加入している方はこちらから
Amazon Prime 会員の方はこちらから
Amazon ならストリーミング版を1曲250円で購入してすぐ聴くこともできます。
比較対象について
それでは、今回の比較対象をみてみましょう。
最初に説明した通り、このブログはオリジナルとなる英文の対訳と、吹替、字幕などを比較することを目的としています。
対訳には自分で英文を翻訳したものをご用意いたしました。
この対訳のことを、当ブログでは私訳と呼んでいます。
下記が “Diamond in the Rough” の比較対象となります。
- ブロードウェイ版歌詞の私訳
- 劇団四季版(以下「四季版」と記載)の歌詞
この2つにはどのような違いがあるのでしょうか?
それではお待たせいたしました。
私訳と四季版でどのような違いがあるのかみていきましょう。
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